天福(てんふく)です。
「将来的には転職したいなあ」と、転職を漠然と考えている、現役銀行員の方は多いと思います。
ただ、「銀行員はどの職種に転職すれば良いのだろう?どの職種ならば活躍できるのだろう?」とお悩みの方もいるでしょう。
銀行員が転職する際に、おすすめの職種をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
元銀行員に、おすすめの職種5選
①財務職
元銀行員が銀行で身に付けたスキルを活かして、一番力を発揮できるのは「財務職」ではないでしょうか。
「お金を貸す側の立場」を経験していた元銀行員は、事業会社の財務(銀行の窓口)として、能力を発揮できます。
銀行員の出向先でも財務部門は多いですからね。
銀行員が転職活動をする際に、職種の候補には財務職を絶対に入れておくことを、おすすめします。
②経理職
銀行員が財務職についで転職する人が多いのが「経理職」です。
「銀行員=数字に強い人」が多いので、元銀行員が事業会社で経理職をやるのは、よくあることです。
また、「財務経理部門」ということで採用された後に、人繰りの関係で経理職につくという人もいるでしょうし、中小~中堅企業ならば財務職と兼務で経理職につく人もいるでしょう。
③営業職
銀行員は金融業ですが、バリバリの営業をしている人が多いです。
そのため、事業会社の「営業職」に転職しても活躍しやすいでしょう。
また、「形の無いものの営業」していた銀行員は総じて営業レベルが高く、事業会社の「形の有るものの営業」で大いに力を発揮できます。
④経営企画職
銀行の法人営業では、取引先に対して経営のアドバイスも行います。(もちろん銀行の商売に繋げるためですが)
取引先を俯瞰して、取引先がどのようにすれば伸びるのかを考えていた銀行員は、事業会社の「経営企画職」でも力を発揮できます。
銀行の法人営業経験者が転職を考える際は、経営企画職も選択肢に加えると良いでしょう。
⑤その他専門職
他にも事業会社の分析が得意な銀行員はM&Aの専門職、もしくは経営コンサルタント等々の専門性の高い職業につくことも可能です。
ただし、これらの専門職はライバルも多いため、銀行員で身に付けたスキル+αの何かがあった方が活躍するために有利かも知れません。
逆に転職が難しい職種は?
色々な職種への転職が可能な銀行員ですが、技術職や工場員・現場作業職のような職種は向かないでしょう。
全くの畑違いですからね。
もし、銀行員がこのような職種に転職する場合は、ゼロからのスタートと割り切って転職する必要があるでしょう。
最後に
銀行員からの転職は、意外に「つぶし」がききます。
そのため、将来的に自分はどの道に進みたいのか、キャリアをよく考えてから転職する職種を決めれば良いでしょう。
以上。天福でした。